こけら寿司を彩る具材の薄焼き卵の秘訣

こけら寿司を彩る具材のひとつ、薄焼き玉子は綺麗な黄色い焼き加減になるように、細心の注意を払っています。

薄焼き卵をきれいに作るコツは
・なめらかな卵液をつくる。
・フライパンに薄く均一に油をひく。
・極弱火で焼く。
の3点です。
きれいな薄焼き卵を作ることで、こけら寿司もきれいに仕上がります。


砂糖で甘く味つけしているので、焦げやすいため極弱火で焼いています。
初めの頃は、薄焼き卵が、破れたり、穴が空いてしまいましたが、コツさえ覚えてしまえば破けたりしない薄焼き卵が作れるようになります。
黄色の色合いが「こけら寿司の彩り」に非常に重要なので、細心の注意を払って丁寧に焼き上げます。


こんな風に表面が乾燥して、手で触っても卵液がつかなければ焼き上がりです。玉子は冷ましてから取り出した方が切れにくいです。しっかりと焼けたらまた濡れ布巾でフライパンを冷まします。放置してしまうとフライパンの余熱で焦げてしまうこともあるので、布巾で冷まします。

白身のムラがなくツルツルな薄焼き卵がきれいに焼けました! あとは箸や指を使ってゆっくりはがして一枚ずつ細かく切って、こけら寿司に彩りを与えます。


この薄焼き卵の焼け具合でこけら寿司の見栄えも全然違ってきます。


こけら寿司にちょっと薄焼き卵が加わる事で、華やかさが加わり、同時に食欲を増す効果のある色合いで、薄焼き卵は一層こけら寿司を盛り上げてくれる重要な存在です。